ループイフダン口座開設方法を詳しく説明します

今回は以前解説したトラリピと同様に自動取引の仕組みを提供しているアイネット証券のループイフダンについての説明と口座開設の方法を紹介します。

ループイフダンと何か

ループイフダンもトラリピも大きな考え方は同じですが、いくつか違いがあります。
トラリピについては別記事にて記載しているのでそちらを参照してください。

トラリピ口座開設方法についてはこちらから

設定方法の違い

トラリピはトラップを仕掛ける範囲や仕掛ける幅、1注文あたりどのくらいの利益とするかをそれぞれ指定可能でした。

それに対してループイフダンでは用意されている数種類の売買方法をトレーダーが指定する方式です。

具体的にはB15_15(15pips幅で買いトラップを設定し15pips上昇したら決済)やS50_50(50pips幅で売りトラップを指定し50pips下がったら決済)というようにトラップを仕掛ける値幅、利益を指定する形になります。

また、トラリピでは現在のレートよりも上や下の範囲にトラップを仕掛けることが可能でしたが、ループイフダンでは設定開始したレートを起点として売買が開始されます。そのためトラリピのように設定したレート範囲から外れたために売買が行われないということはありません。

売買可能通貨ペアの違い

トラリピでは11種類の通貨ペアを選択可能でしたが、ループイフダンで選択可能な通貨ペアは5種類です。

とはいえ主要なドル/円、豪ドル/円などの通貨ペアは抑えられています。どうしてもトルコリラやランドで取引したいという場合にはトラリピなどを選択するとよいでしょう。

経費の違い

ループイフダンとトラリピに必要となる費用の違いをまとめてみました。

  • スプレッド
ループイフダン トラリピ
ドル/円 2pips 4pips
豪ドル/円 4pips 6pips
ユーロ/円 3pips 5pips

上記の通りループイフダンの方がスプレッドは狭く設定されています。

スプレッドとは何かというと、例えばスプレッドが2pipsに設定されているといった場合には、買値(Ask)が100.00円の時に、売値(Bid)は99.98円に設定されます。

つまり、100.00で買った瞬間に0.02円損しているというわけです。その差分はFX会社の手数料という形になります。

  • 手数料

スプレッド以外にFX会社に支払う手数料があります。

トラリピは通常は片道1万通貨未満5pips、1万通貨以上は3pipsの手数料がかかりますが、せま割というシステムがあり、利確幅が30pips以下の場合には1pipsとなります。

南アランドの場合はせま割10というシステムがあり、通常手数料が2pipsのところ利確幅10pips以下の場合は1pipsになります。

ループイフダンの場合は1000通貨の売買あたりで1円です。

トラリピの場合は手数料は取得レートに上乗せ(例:100.00で購入した場合は購入価格が100.01となる(せま割30適用時))され、ループイフダンの場合は口座残高から引かれる形になります。

スプレッドと手数料について確認してきましたが、もうお分かりかと思いますがトラリピの方がループイフダンよりも手数料は高く設定されています。

最初はトラリピで初めてループイフダンに移行するという人は多いのではないでしょうか。

何を隠そう自分もその一人ですが。

ループイフダン口座開設

それではループイフダン口座の開設方法について詳しく解説します。

アイネット証券のWebサイトから口座開設ボタンをクリックします。

口座開設兼特定取引を行う者の届出書という画面が表示されるので、確認チェックをチェックして画面を下にスクロールします。

事前交付書面の確認を求められますので、PDFを確認し、6つのチェックにチェックを入れてさらに画面を下にスクロールします。

基本情報の入力欄が表示されるので、名前、生年月日、住所、居住国。連絡先を入力してください。

米国納税義務の確認ではアメリカに納税義務がある(アメリカ人またはアメリカに住んでいる)場合以外は「米国国民又は米国住居者ではありません」を選択します。

外国PEPsの確認では元外国の元首や大臣などを務めたことがある人、もしくはその家族以外は「該当しません」を選択します。

続いて職業と勤務先情報を入力します。

財務情報として年収と自己資産、投資経験を選択します。

お申し込みのきっかけを選択します。多くの人が「ループイフダンを利用したい」になるのではないでしょうか。

投資目的ではどちらかというと投機目的とみられにくい「通貨を分散して資産運用のリスクを回避するため」などを選んでおくとよいでしょう。

コース選択では「アイネット25+ループイフダン」がおすすめです。証拠金率ががSは100%、G・無印が15%となるためロスカットされにくくなります。

最悪の場合は追証が発生しますが、もともと追証が発生しないように運用するので問題はありません。

すべて入力出来たらお申込み内容の確認をクリックします。

お申込み内容確認画面で入力内容に誤りがないか確認し送信するボタンをクリックすると申し込みが完了します。

申し込みが完了すると、登録したメールアドレス宛に『【アイネット証券】「口座開設申込受領のお知らせ」 及び 「必要書類送付のお願い」』というメールが届きますので、メール本文中のアップロードURLをクリックします。

必要書類の送付画面が表示されるので、マイナンバーなどの必要書類の写真を選択して確認書類アップロードボタンを押すと必要書類がアップロードされ口座開設処理がすべて完了となります。

必要書類としてどのようなものが必要かについては送付画面の下のほうに記載されているので参照してください。

マイナンバーカード(個人番号カード)の裏表があればそれだけでOKです。

あとは数日待つとログインに関する情報が記載された資料が郵便書留で郵送されるので、その情報に従ってログインしてください。

いかがでしたでしょうか?ご不明な点があればコメントやメールなどをいただければ可能な範囲でサポートいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

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